研修の目的を明確にする

研修を企画する場合、研修に明確な「ねらい」を持たせます。

効果を出すためには、現状、何が課題となっているのかを見極めます。

そして、研修を通じて、何をどの程度改善させるのか。

改善のために、受講生に、何について、どこまで理解させれば良いのか。

理解のためには、どのような仕掛け・工夫を取り入れるのかを考えます。

 

また、講師としては現状の課題を解決するための方策は、研修で良いのかという判断軸も持ち合わせる必要があります。

なぜならば、研修を開催するということは、受講生の皆様の大切な時間をいただくことでもあります。

むやみにその大切な時間を奪ってはいけません。

 

そして、研修を企開催する時は、解決しなければならない「現在の」「現場の」課題を分析して、実施する研修そのものの目的、つまり「誰に」「どうなってもらう」ための研修なのかを明確にします。


   伝えたいことを抽出する

限られた時間で効果的な研修を行うためには、まずは、ゼロベースで、何が必要なのかを洗い出します。

その際には、付箋を使ったりして、研修内容をランダムに書き出すことも有効です。

ある程度洗い出した段階で、グルーピングしてそれぞれにタイトルをつけます。


再び、「目的」を頭において、何を取り上げ、何を取り上げないかを決めることが重要です。

時には、視点を変えてグルーピングを変えてみることも必要です。


内容の詰め込みすぎは、成果の低下を招きます。

また、内容が不足していると十分な成果が得られません。

大切なのは「重点思考」であることです。


③ 新たな発見に繋がる設計にする

受講者にとってつまらない研修とは、「新たな発見がない研修」です。


受講生が「つまらない」と感じるポイントは、以下の3つが殆どです。

・研修内容が、高度すぎる。

・講師の説明がわかりづらい。

・受講生が既に分かりきっていることしか取り上げられない。


受講生に「新たな発見」をしてもらい、「なるほど!」と思ってもらうために、

もっとも効果的なことは、「演習」を取り入れることです。


「演習」によって、難しそうに思える話を自分ごととして考えることができます。

また、理解していたつもりだった事実に気づくこともできます。


もちろん、演習がなくても研修はできます。

しかし、研修を双方向なものとし、理解を深めるためには演習を取り入れることが得策です。