日本研修講師育成協会の講師は自らも日々企業研修等で登壇しています。

ここでは、実際に研修の場で感じたことや考えたことを書き綴っていきたいと思います。


【新任管理職研修】

公開研修と違い企業研修はすべての受講生が自分から積極的に参加しているということはあまりありません。

会社が決めているから、上司に行けと言われたからなど、消極的理由で参加している方もいます。


今日も研修が始まってから受講生の様子を見ていると、とてもつまらなさそうに聞いている方がいました。話をしながら様子を見ていたのですが、どうも変化がありません。

 こんな時はどうしてもその受講生が気になってしまうのですが、あまりそちらに気を取られていると研修のペースが乱れてしまいます。


 バラツキのある受講生のどこに焦点を合わせて話をするかは一概に言えないのですが、避けなければならないのは講師が研修内容以外のことに気を取られてしまうことです。最大の研修成果を上げるためには講師が研修内容に集中する必要があります。そこで、他のポジティブな反応を示してくれている受講生を見つけて講義を進めていきました。


そして、研修も終了。するとさっきまでつまらなそうに聞いていた受講生がこちらにやってきます。質問?、ひょっとして、クレーム?などと思っていると。「今日の研修はとても面白かったです。」と一言。

人の気持ちの表現は本当にいろいろだなと感じた日でした。

【子供服の店長研修2日目】

子供服のチェーン店店長研修2日目。小売業において接客はお客様の印象を大きく左右するポイントです。販売に知識がいくらあっても実際に行動に活かすことができなければ役に立ちません。ですから接客力の向上は大きな課題です。しかし、日頃自分の行っている接客を自分で見ることはまずありません。そこで、今日は接客ロールプレイングのビデオ撮りです。自分の接客を見ることで自分で気づきを得るのが目的です。このように研修でビデオを活用するのは効果的です。

そして、受講生。昨日、「今日は接客のビデオ撮りがあるから。」と伝えていたので少し緊張ぎみです。こんな時の講師の言葉がけはとても重要。一人ひとりの受講生に挨拶と言葉がけを行います。


【子供服の店長研修1日目】

今日は銀座で子供服ブランドの店長研修。参加者は全員女性です。空いた席が埋まっていくにつれて室内はどんどん賑やかになっていきます。久しぶりに会った店長たちのおしゃべりは止まりません。場の雰囲気としてはとってもいい感じです。ただこういう時、注意しないと研修が「楽しいだけの場」になってしまいます。もちろん、楽しい研修は大切です。誰だって参加するなら楽しい研修を選びます。しかし、研修には目的があります。いろいろな雰囲気で始まる研修。それを研修目的達成のための場に変換していくのが研修の導入部分。オリエンテーションです。プロフェッショナル講師は自分なりのスタイルを持っています。では、私も工夫したオリエンテーションでスタートすることにします。

【小売りチェーン店の店長研修】

今日は小売りチェーンの店長研修。自社の経営理念の店舗展開をどのように実践するかを考えます。企業の存在価値は経営理念の具現化であると言われます。しかし、多くの企業では経営理念が「額に入った文言」であるだけといった状況があります。「経営理念に基づいた行動をとりなさいと教わったものの、実際、日々の店舗運営にはどのようにそれを活かせばいいのか分からない。」というのが現場の本音かもしれません。経営理念を単なる言葉だけに終わらせない。店長一人ひとりがしっかりとその意味を考え、店舗でどのような状態を創りだせばいいのか、そしてそのためにどのような行動をとればいいのか。行動が結果を導き出す。今日のポイントはここ。しっかりと伝わるようにします。